「寓意画や風刺画で学ぶ世界史重要ターム集」
〜趣旨〜
☆ 一昔前のものと比べたら隔世の感のある世界史資料集や、新課程の新しい世界史の
教科書が重視していることの一つに、図版資料の充実がある。しかし、あれもこれも
の印象が否めない。
そこで、この授業のこの事項についてなら、この寓意画やこの風刺画を「読み取る」
ことが、重要事項の理解や重要タームの記憶に効果が高いと考える史料を、授業No.に
対応する形で紹介したい。
イメージを司る右脳をフルに駆動させて、それ自体が歴史的産物(つまり、その絵が
描かれた時代の歴史観や価値観が象徴されている)である寓意画や風刺画を活用しまし
ょう。
〜参考文献〜
☆ 『西洋史概説』(上・中・下巻。尾鍋輝彦編著。學生者発行)、
『風刺図像(カリカチュア)のヨーロッパ史−フックス版−』(高橋憲夫、石塚正英編。柏書房発行)、
『世界の歴史』(全三十巻。中央公論社発行)、『世界の歴史』(全二十四巻。河出書房発行)など。